こんばんは、マナウサです。(^^)
最近、『ととのう(整う)』という言葉が温泉で使われているのを知っていますか?
方法自体は昔からありましたが、『ととのう』という名称で呼ばれるようになったのは最近です。
今回は『ととのう』について、調べてみました。(^^)
ととのうの意味とは?
辞書的な意味では、『きちんとした状態になる』という内容を表す言葉です。
お風呂的な意味だと、血液が体を、酸素が脳を駆け巡り、深いリラックス状態の事を『ととのう』と言い、その状態の事を『ととのった』と言います。
ととのうの由来や方法は?
由来
漫画家『タナカカツキ』による、サウナでの出来事を描いたエッセイ漫画です。
『モーニング』(講談社)にて『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』が2015年と2019年に連載され、ネプチューンの原田泰造さんが主演でテレビドラマ版(2019年7月~10月)も放映されました☆彡
その作中で、『ととのう』という言葉が登場しました。
外気浴をしているとリラックス状態が極限を迎え多幸感や恍惚感を覚えることがあり、この状態をサウナ愛好者(サウナ―)は『ととのう』と呼んでいて、これは心や体の調和がとれるという意味の『整う』に加えて、必要なものがそろう『調う』という2つの意味が込められた言葉です。
ととのう方法
・まずは『サウナ』で身体がポカポカになるまで入ります。
・次に『水風呂』に入ります。そうする事で血管が収縮して、全身あますところなく血液が駆けめぐります。
※上記の動作を『温冷交代浴』と言います
・水風呂から上がったら、リラックスできる場所(露天風呂に設置されたリラックスチェアなどが理想的)で、脱力した楽な姿勢で心ゆくまでクールダウンし、余韻を楽しみます。
サウナで行う理由は?
サウナに入る事で、以下の効能があります。(^^)
(疲労回復浴)
スポーツ・トレーニング後や肉体疲労時には、熱めのサウナがおすすめ。疲労部位と非疲労部位の差がなくなって疲労感がとれ、疲労物質(乳酸)が排泄されて、疲労回復が促進される。
(肥満減量浴)
皮膚から1mlの汗が気化するときには、約0.58カロリーの熱量を消費するため、減量効果が期待できる。
(全身美容浴)
血管調節の働きをよくして、皮膚の生理機能を活発にする。低温のサウナに時間をかけて入ると、毛穴がよく開き、汗腺も活動し、汚れや皮脂を排出しやすくなる。
(気分転換浴)
全身の代謝亢進、心とからだの平衡、汗が蒸発する爽快感など、いわば間脳刺激のマッサージ効果が得られる。
(血圧の調整)
サウナと冷水の交代浴で、血圧を正常に近づける(ただし、心臓疾患や高血圧症の人のサウナ入浴には注意が必要)。
(不眠症の改善)
低温サウナにゆっくり入り、汗のひくのを待ってからすぐ就寝すると眠りに就きやすくなる。
公益社団法人日本サウナ・スパ協会ホームページ・サウナ健康読本「サウナブック」 引用
整う仕組みについて
『ととのう』状態は、『瞑想』に近いもの。
高温のサウナ室や冷たい水風呂では緊張状態へと導く『交感神経』が優位になり、外気浴の間は神経のスイッチが切り替わって、リラックス状態へと導く『副交感神経』が優位になる。
その際に『幸せホルモン』である、『オキトキシン』や『セロトニン』の分泌が促され、落ち着いた気分、すなわち「瞑想」に近い状態になる。
国際医療福祉大学病院内科医、一石英一郎氏より
初心者に向けのコツとは?
~『サ道』で推奨しているサウナの入り方~
「サウナ室に入る⇒水風呂に入る⇒外気浴(外気にあたれるスペースで休憩すること)」
を1セットとして、何セットか繰り返すというもの。
『サ道』作者のタナカカツキさんは サウナ1時間くらい だそうです。
初心者の場合、サウナ5分⇒水風呂10秒くらい⇒外気浴5分~10分 くらいから始めましょう!
慣れてくれば、2セット目、3セット目で少しずつ時間を調整して行きましょう!
また、サウナの前後、それ以外にもこまめに水分を摂る事!
※摂取した水が全身に行き渡るのは『30分程』と言われています。
整うの意味とは?サウナで行う理由や仕組みや初心者向けコツについて まとめ
以前、TV番組内でミュージシャンでプロデューサーのヒャダインさん(前山田健一さん)も、スーパー銭湯にて『ととのっている』と言われていました。(^^)
本場フィンランドではスタンダードな、愛用のサウナ用の帽子をかぶって、週8で通っていると言われていました。
週8回って!(笑)
個人差はありますが、『ととのう』事により、『肩こりや腰痛がなくなった』『目の疲れがなくなった』『不眠症がなくなった』『倦怠感など体の不調がなくなり、やる気が出やすくなった』など、個人差はありますが、多くの良い意見があります。
もちろん中には『効果を感じなかった』という方もいますが、『逆に不調になった』という声を聞いたことはないので、やってマイナス効果がある事はないので、気になった方は一度、試してみて下さい☆彡
(アレルギーや持病がある方、妊婦さんなどは医師に相談してからでお願いします!)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。(^^)
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