こんばんは、マナウサです。(^^)
2020年1月28日(火)の『マツコの知らない世界』~古着きものの世界~ に、2万点の着物をもつ着物デザイナー池田由紀子(いけだゆきこ)さんが出演されました。
今回は『マツコの知らない世界』~着物の世界~ に出演された池田由紀子さんについて調べたことをまとめてみました。
1月28日(火)は…
【#クレープ の世界🍕】
【#古着きもの の世界👘】を放送❣️最新クレープは生地がスゴイ‼️
柔らかくてもちもち…
極上食感をマツコが初体験😍実家のタンスで眠っている
お古の着物が大変身💕
今風に着こなす
㊙️コーディネート術も公開‼️
#tbs #マツコの知らない世界 #着物 pic.twitter.com/KMJjAoV5iy— マツコの知らない世界 (@tbsmatsukosekai) January 22, 2020
池田由紀子さんのプロフィール
東京都港区白金台にある『時代布と時代衣裳 池田』の2代目店主。
創業者は母である池田重子さんで、2015年に亡くなられています。
後を継いだ由紀子さんは次女だそうです。
創業者であり母である着物デザイナー・着物コレクター、池田重子さんの後を継ぎ、「時代布と時代衣裳 池田」店主に。着物文化を次世代へ伝える活動を行っている。
着物、帯、和装小物全般、古裂などを扱っています。着物や帯に関しては、リサイクル品からお仕立て、デザイン、コーディネートまで幅広く承っております。 着物を着始めたかたから、長年親しまれているかたまで皆様にご愛顧いただいております。美容家・IKKO様にもご贔屓いただき、着物デザインから、コーディネートまでさせていただいております。当店舗以外で「池田重子きものコレクション」、「夢工房」という二つのブランドでオリジナル着物や浴衣を ツカモト市田株式会社 と制作し、百貨店などで販売いたしております。
時代布と時代衣裳 池田 HPより引用
『どんだけ~』のフレーズで人気のIKKOさんの着ている着物は、全て池田さん一家がデザインされていたんですね!
母、池田重子さんのプロフィール
1925年:横浜で生まれる。
1976年:幼少より第一級の美術工芸品や芸能に触れて養われた感性を生かして、東京の目黒に「時代布と時代衣裳池田」を開店。明治以降のきものや帯、帯留などの和装品全般のコレクターとしても知られるようになる。
1994年:コレクションを現代の美意識に合うようコーディネートし、「平成流」と銘打って展示した過去数回の「日本のおしゃれ展」はいずれも記録的な入場者数に達し、若い女性を中心とした「昔きものブーム」の先鞭をつけた。
コレクションの品々を様々なテーマで池田流コーディネートで粋に表現し全国各地で人気を博してきたが、2015年10月に89才で逝去。
その3年後、本人自ら企画した『日本のおしゃれ展 最終章』が開催。
亡くなる直前まで展示のための厳選・準備し続けていたとの事。
着物文化の発展に貢献し続けたスゴイ方ですね!
ちなみにちなみに池田重子コレクション 日本のおしゃれ展は今現在も開催されています。
最近では、2020年1月13日まで新潟三越で開催されていました。
次回はどこで開催されるのでしょうか?
IKKOさん曰く、着物は池田さんのものしか着ない!
2017年6月に開催されていた『池田重子きものコレクション 日本のおしゃれ展』にてIIKOさんはこのように語られています。
IKKOは「きものは、池田さんのものしか着ないと決めている」、「いろんなことを教えてくれた大先生」ときものを愛用し、大きく影響を受けたという。
あのIKKOさんがそこまで言うなんて、凄い事ですね。
確かにIKKOさんの着ている着物は本当にどれも素敵なものばかりです☆彡
池田流コーディネートとは
池田重子さん曰く
美しい四季のある国、日本で育まれた「きもの」は、日本人独特の細やかな美意識から生まれたもの。 そこには物語があり、伝えられてきた決まり事があります。
それらを私流にコーディネートし、この美しい世界を多くのかたがたに味わって楽しんで頂きたいと思います。
池田由紀子さん曰く
着物を着るとおばさんになってしまう 〜 なんてとんでもありません。ご自分らしく着物をお召しになるお手伝いをさせていただくのが池田コーディネートです。
タンスの中に眠っているお気に入りの着物や帯もお持ちください。若い方でもお求めやすいリサイクルのお着物から新しくお仕立てするオリジナルまで幅広く承っております。洋服のとき以上に色っぽくなり、女っぷりが上がる着物の魔力を楽しんでみませんか。
池田由紀子さんのブログ、連載
こちらは『時代布と時代衣装 池田』のスタッフの方によるブログで、池田由紀子さんの様々な着物姿の写真を見る事ができます☆彡
どの着物もとっても素敵です(^^)
池田由紀子のvivace-おしゃれをもっと自由に活発に (WEB版)
老舗の人気雑誌『婦人画報』にて連載をされていますが、このWEB版では本誌には載らなかったこぼれ話や、タイムリーな季節のおしゃれなどのお話を、池田さんのコーディネイトと共にお届けしています。(母、重子さんも同誌にて20年以上連載されていました)
番組にて紹介された言葉や知識
『初心者にダメ出しをする着物警察を恐れるな!』
着物警察=初心者にダメ出しをする人の事
『大正時代の着物』=西洋文化を積極的に取り入れた柄が多い
ステンドグラス風、スキーの景色、SLの帯など
『帯留』=廃刀令で刀を作れなくなって職にあぶれた刀鍛冶が作ったので、技術が急激に発展した。
番組で紹介されたコーディネート術
『母や祖母の着物を上手にコーディネート』
古い着物でも、帯や小物の使い方で1ランクアップ!
『着物の中で何を一番大事にしたいか?』を考える
帯留の合わせ方
~ポイント~
①着物の帯や柄と同じモチーフを選ぶ
②着物や帯の柄に関連したモチーフを選ぶ
着物の合わせ方 (シンプルな町娘風の着物の場合)
~ポイント~
①柄物の帯で可愛らしく(犬など)
②色味を抑えてスタイリッシュに
③着物の柄と小物の色を合わせる(全体的に統一感が生まれる)
④黒の帯で締めて大人っぽく
⑤着物の帯で柄の大きさを変える
帯の合わせ方
~ポイント~
①着物と同系色を選び統一感を出す
②反対色(黒・白)で締める
まとめ
『着物』と聞くと、若い人は成人式や振袖の結婚式くらいしか着る機会がない物と思う方がいるかもしれません。
でも、『着物』=『古い』という考えは間違っています。
人気マンガ『ちはやふる』の作中でも、着物は着る人の体系に調整が可能な、優れた機能性があることなどを説明していました。
歴史ある着物が現代まで残っているという事は、それだけ魅力があるからです。
私もこれを機会に、実家の押し入れに眠ってい着物を引っ張り出してこようと思います(^^)
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。(^^)
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